製品販売会
(オヤジは仕事・・・)
今回は、1・2年生の製品販売です。
会場の高等養護学校には、時間前から長蛇の列・・・だったそうです。
生徒保護者より、地域の人たちで溢れ、バイヤーさながらに買いまくっていました。
揉みくちゃにされながら、やっとのおもいで購入した品々。
木工科の3段小物入れ(1,300円)

木工科は・・・
材料取りから研磨、組立、塗装までの製品作りに取り組んでいます。本立て、プランター、カフェテーブル、ベンチなど身近な生活で使える製品作りを通して、働く力が身につくよう毎日実習に汗を流しています。学年進行に伴って、平面から立体へ、単純なつくりから複雑なものへと制作する中で、生徒それぞれの力に応じて工程ごとに班分けして、自律的、主体的に作業に取り組むようにしています。
園芸科のお花(一株50円)

園芸科は・・・
草花や野菜の栽培管理を中心に行っています。温室では花壇やプランターへの苗作り、定植管理をしています。ビニールハウスではトマトやキュウリ、農場ではトウモロコシ・エダマメ・ナス・ジャガイモなどの野菜栽培をしています。また、ハーブを栽培して入浴剤の生産にもチャレンジしています。みんな元気いっぱい暑さや寒さに負けず作業に取り組んでいます。
そして、家庭科は・・・
lieのクラスです。
紙すきと縫工、織りを中心に作業学習に取り組んでいます。紙すきでは牛乳パックをリサイクルして和紙を作っています。手すきの和紙を使用して花言葉カレンダーやポストカード、のし袋、卒業証書などを制作しています。縫工ではプチバックやエプロン、ティーマット、コースター、リースなどを制作しています。織りの作業では、手織りコースターなどを制作しています。注文の受付から納品、販売までの過程を大切にしながら取り組んでいます。
ブックカバー(80円)

ミシンの直線縫いがキレイにできています。
しおりは牛乳パックの再生紙を利用。
封書セット(50円)


季節にあわせた絵柄の封書セットです。
紙すき作業で和紙をカッティングし、のりづけ、組み立て。
ステンシルして微妙な色合いを出します。
このように生徒たちは、日々職業教育に必要な力をつけるために頑張っていますが、卒業後の就労先は前途多難です。
一般就労が出来る子は、わずか数パーセントです。
将来この子たちは、国が定める「最低生活の保障」である生活保護費よりもずっと低い、障がい年金で生活しなくてはなりません。
不思議な国・・・。
障がい者は、“害” なんですかね。
でぇっ嫌いなこの漢字!
おっと、またぼやきが・・・。
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| family(家族の事) | 10:45 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑
成長ですね
小物入れ、結構本格的ですね。
1300円は安すぎです!
パンジーだって、こっちでは120円ぐらいします。
ブックカバーと封書セットの色合いは生徒の皆さんが決めてるんですかね、やさしい感じがします。
私はみんなで優しく守ってあげるべきだと思います。
出来ることはしてもらう。
出来ないことがあるかも知れないから、そっと見守ってあげる。
健常者だってろくなことしてない人多いですから、私も害ではないと思います。
| てる | 2007/05/19 21:03 | URL |