yellowlab♀87's memo vol.2

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命の値段

障害者自立支援法が施行されて、一年が経ちます。
障害者に大幅な負担増をもたらす法案は、
まさに、財政不足のツケを障害者からも補うというものです。

しかし、障害者の悲痛な叫びに利用者負担額について公費助成するなど、
札幌市も独自の負担軽減策を打ち出しています。

さらに、いい方向へと転換してほしいと願うところに、気になる記事が飛び込んできました。

2005年に、重度自閉症の子が、交通事故で死亡した事件です。
市内に住む、17歳の男の子でした。
泣き寝入りして欲しくないという思いから、この事件の事は注目していました。

ご両親は、同年代の健常者並の逸失利益約四千二百万円を含む約七千三百万円の損害賠償を求める訴えを地裁に起こしたそうです。

その理由は・・・
加害運転手の損害保険会社から

「男の子の逸失利益はゼロ円」と算定されたそうです。

つまり、生きていれば得られたはずの収入がゼロ円。

損得が優先するために、障害者の人権すら認めないと言うことですか?

もし lie だったら・・・ゼロ円!
憤りを覚えます。

今後の地裁の判決に注目です。




【追記】2009年12月5日 北海道新聞より。

重度障害者に逸失利益 死亡事故賠償訴訟 札幌地裁案で和解
 
 生きていれば得られたはずの収入「逸失利益」を加害者側の保険会社がゼロ円としたのは不当だとして、交通事故で死亡した自閉症の長男=当時(17)=の札幌市在住の両親が、加害者の運転手らを相手取り、逸失利益約4千万円を含む約7300万円の損害賠償を求めた訴訟は4日、札幌地裁(中山幾次郎裁判長)で和解が成立した。約1563万円を逸失利益とみなし、加害者側が計約4013万円を支払う内容。

 弁護団によると、損害賠償訴訟で、軽・中度の障害者の逸失利益が認められた判決や和解はあるが、重度障害者で逸失利益が事実上認められたのは全国でも初めて。札幌地裁は、和解案の算定根拠として、当時の道内の最低賃金(時給641円)を基に、週休2日で1日8時間労働できたものと見込み、生活費等を除いた約1131万円を提示。さらに20歳から65歳までの障害年金計約431万円を加え、逸失利益とみなした。これに慰謝料などを合わせて約4013万円とした。

 支払いについては、すでに原告は自賠責保険で3千万円を受け取り済みのため、加害者と事故当時付き添っていたヘルパーが計約1千万円を支払う。

 訴状によると、重度の自閉症だった長男は2005年8月、ヘルパーとともに路線バスを利用して札幌市内の公園へ出かけた際、乗用車にはねられ死亡した。加害者側の損害保険会社は、長男が受け取るはずの障害年金も将来の収入と認めず、逸失利益をゼロ円と算定した。
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