本日、抜糸しました。

おなかの中には、まだ溶ける糸が残っています。
エリザベスカラーもやっと取れました。

一部傷口がくっついていないので、まだ油断は出来ないけど・・・。
病理検査の結果も出ました。
気になる診断は・・・。
子宮の平滑筋腫で、異型はやや強く、また細胞密度の高い増殖性病変でしたが、浸潤性、破壊性増生、壊死等は見られず、
良性病態を呈する
腫瘍と判断でした。
腫瘍は、子宮筋層に形成されており、境界明瞭で、周囲には子宮漿膜の被覆がみられ、漿膜外への露出は見られなかった。腫瘤を構成する細胞は、長楕円形核を有する紡錘形細胞で、細胞密度高く腫瘤を形成するが、紡錘形細胞は規制正しく配列し、繊維束を形成、繊維束が錯綜し腫瘤が構成されている。
核分裂像数は、高倍率下10視野で1個以下であり、出血、壊死等は見られません。
ふぅ~医学用語が飛び交う。
早い話が・・・。
良性の子宮に発生する平滑筋腫でした。巨大
腫瘍で、腫瘤形成にともなう影響が周囲に発生する可能性があるで、念のため注意を要しますが、
再発、転移等の発生の可能性はありません。
やったねーっ!
診断は、まだ続く・・・。
卵巣は、左右とも巨大な黄体形成が散在し、黄体辺縁には比較的大型の卵胞も見られました。
黄体ホルモン亢進病態で、子宮は同組織変化に呼応しています。卵巣には、
腫瘍細胞の増生は、見られません。
子宮内膜は、黄体ホルモンの亢進に伴う分泌の亢進が顕著で、嚢胞性過形成の傾向が見られますが、内膜を構成する上皮に異型、
腫瘍性変化は見られません。黄体ホルモンが分泌されている状態で、乳腺
腫瘍は黄体ホルモンの増加により発生頻度が増すので、念のため乳腺腫瘍の発生には注意とのこと。
今後の治療、通院は?
何もありません。
取っておしまいです。
特に異常がない限り、もう通院しなくていいそうです。
マジっか!!